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水上バスで隅田川の小さな旅を楽しむ【東京・浜離宮~浅草】

東京都中央区にある浜離宮恩賜庭園には、水上バスの発着場があります。

浜離宮恩賜庭園を訪れたついでに、水上バスで浅草まで隅田川を上る小さな旅を楽しみました。

浜離宮恩賜庭園の水上バスのりば

浜離宮恩賜庭園の発着場から水上バスに乗る場合は、浜離宮恩賜庭園に入園する必要があります(入園料:一般300円、シニア150円、小学生以下無料)。

浜離宮恩賜庭園に立ち寄らない場合は、近くの日の出桟橋からも乗ることができます

水上バスからの眺め(浜離宮恩賜庭園付近)

浜離宮恩賜庭園から乗り込むと、すぐに日の出桟橋に着きました。

水上バスの中から見た日の出桟橋

今回、乗船したのは『リバータウン』という船だったようです。

運航会社である「東京クルーズ」のHPに、運航ルートや料金のほか、船の紹介もあります。

「東京クルーズ」公式サイト:https://www.suijobus.co.jp/

水上バスの船内の様子

日の出桟橋には、同じ東京クルーズのイベントクルーズ船『御座船』もいました。ジブリ映画に出てきそうな外観です。

御座船(東京クルーズ)

日の出桟橋を出たら、どんどん隅田川を上っていきます!

次々に橋の下すれすれを通り過ぎるのが、意外と面白いです。

最初に、隅田川で最も下流に架かる『築地大橋』をくぐりました。平成30年(2018年)に架橋したばかりの新しい橋です。

水上バスから見た築地大橋
築地大橋(平成30年架橋)

続いて、『勝鬨橋』の下をくぐります。勝鬨橋は、昭和15年に架橋した古い橋です。レトロな外観が素敵です。数少ない可動橋(跳開橋)だそうですが、現在は跳開していません

レトロ感が素敵な勝鬨橋
勝鬨橋(昭和15年架橋・重要文化財)

続いて、『佃大橋』をくぐります。

写真ではちょっとわかりにくいですが、川沿いは赤レンガの壁が続いています。

松本零士さんがデザインした、宇宙船のような外観の『ホタルナ』とすれ違いました

佃大橋(昭和39年架橋)とホタルナ

次は、おしゃれな外観が特徴的な『中央大橋』です(平成5年架橋)。

隅田川はセーヌ川と友好河川の関係にあるというご縁で、フランスのデザイン会社に設計を依頼したそうです。

続いて、最初の架橋は元禄11年という『永代橋』です。現在の橋も大正15年に竣工したもので、勝鬨橋、清洲橋とともに国の重要文化財に指定されています。

永代橋(大正15年架橋・重要文化財)

浅草に到着するまでに、まだまだ橋をくぐっていきます。

次は、『隅田川大橋』です。隅田川唯一の二層式の橋とのことです。

隅田川大橋(昭和54年架橋)

次は、『清洲橋』です。関東大震災の復興事業として、永代橋と一緒に計画された橋だそうです。

清洲橋を下から見たところ(水上バスから撮影)
清洲橋(昭和3年架橋・重要文化財)

続いて、最初の架橋は元禄6年という『新大橋』です。現在の橋は、昭和52年に竣工しました。

新大橋(昭和52年架橋)

ここからは、昭和一桁年代に架橋した橋が続きます。

両国橋(昭和7年架橋)⇒蔵前橋(昭和2年架橋)⇒厩橋(昭和4年架橋)⇒駒形橋(昭和2年架橋)

両国橋(昭和7年架橋)
蔵前橋(昭和2年架橋)
厩橋(昭和4年架橋)
駒形橋(昭和2年架橋)

目的地の浅草に到着しました。水上バスのりばは『吾妻橋』のすぐ横です。

『ホタルナ』と同じく、松本零士先生がデザインした船『エメラルダス』が停泊していました。

吾妻橋(昭和6年架橋)

水上バス乗り場から見えたスカイツリーには、雲がかかっていました。

水上バスのりば(浅草)

いったい浅草のどこに着いたのかしら…と思ったら、浅草駅の目の前でした!

水上バスのりばは浅草駅のすぐ近く
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まとめ

浜離宮恩賜庭園を訪ねた折、ふらりと水上バスに乗り込み、隅田川の河口付近から浅草まで川上りの旅を楽しみました。

重要文化財に指定されているレトロな橋から、近代的なおしゃれな橋まで、それぞれに個性的な橋の下を次々とくぐるのは、思った以上に楽しくておすすめです。

東京クルーズが運航する水上バスには、宇宙船のようなデザインの船もあります。最新バージョンの『エメラルダス』は【お台場~浅草】ルートを運行しているそうですので、そのうち乗ってみたいと思います。

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