
綺麗な夜景や異国情緒溢れるレトロな街並みが魅力の函館を訪れました。
再建された旧函館区公会堂

元町公園内にある旧函館区公会堂です。
明治40年に火事によって消失しましたが市民の寄付金により再建されました。

豪華な装飾の外観とブルーグレーとイエローの色合いが綺麗です。
八幡坂へ

映画撮影等にも使われている八幡坂に来ました。
正面奥には函館港が見えます。
日本初の女子修道院のラピスチヌ修道院

日本初の女子修道院のラピスチヌ修道院です。
内部は見学できませんが前庭は自由に入ることができます。
一度見てみたかった碧血碑

函館山の山道を登り、一度見てみたかった碧血碑を訪れました。
静かで厳かな雰囲気が漂っていていました。

碧血碑は箱館戦争の旧幕府軍兵士の慰霊碑です。
「碧血」という名前の由来は中国の荘子「忠義を貫いて死んだ者の流した血は三年経つと碧に変わる」という記述からきているそうです。
近くの東屋には訪問者用のノートが用意されていて、全国各地から多くの人が訪れていることがわかりました。
日本100名城の一つ、五稜郭

日本100名城の一つ、五稜郭に来ました。
五稜郭は幕末に役所として建てられ、箱館戦争時に旧幕府軍の拠点となりました。
そばにある五稜郭タワーを上がると展望フロアから全体を綺麗に見渡せます。

五稜郭タワー1階アトリウムには土方歳三や榎本武揚、武田斐三郎らの銅像と大砲の模型が展示されていました。

この大砲はイベントで実際に使われているそうです。いつか見てみたいです。

五稜郭公園内には平成22年に復元が完了した箱館奉行所がありました。
旧幕府軍の総裁、榎本武揚の書簡や箱館戦争の様子等沢山の展示があり当時の歴史を体感できました。

五稜郭がモチーフのカラーマンホールがありました。
町中に何気なくあるマンホールですが旅先でこのようなご当地デザインに出会うと面白くてつい眺めてしまします。
江差町の開陽丸記念館へ

函館から車で約1時間半ほど走り、江差町に着きました。
江差港にはオランダで製造された旧幕府軍の軍艦・開陽丸を原寸大に再現して作られた開陽丸記念館があります。
開陽丸は明治元年に悪天候により座礁し沈没してしまいましたが、現在は復元されて船内には海底から引きあげた大砲や生活用品等の遺物が展示されています。

開陽丸は当時高性能な大砲を製造していたドイツのクルップ社の大砲が18門、オランダ海軍砲8門、ほかの砲も合わせて35門搭載された強力な軍艦でした。


約3000点もの遺留品が展示されています。

万国海律全書(明治3年第4版)の原著。海の国際法と外交についての本で、榎本武揚が所持していたものと同じ内容だそうです。

ハンモックに寝そべることができたり、船を操作するシミュレーションがあったりと親子連れでも楽しめそうなコーナーもありました。

甲板に出てみました。
本当に海に浮いているかのような雰囲気があります。

再び市内へと向かいます。
山岳部をレンタカーで走行中雪が吹き荒れ始めました。この日は11月中旬でしたがちょうど寒気団が訪れていてかなり寒かったのを覚えています。
赤レンガ倉庫へ

ベイエリアの観光地で有名な赤レンガ倉庫を訪れました。

夜になると一帯がイルミネーションでライトアップされとても綺麗でした。
まとめ
歴史ある洋風の建物が多く残っており、独特な雰囲気の魅力ある街でした。
また訪れる機会があれば函館山からの夜景もぜひ見てみたいと思いました。