
中国の旧正月(春節)を祝う行事である「長崎ランタンフェスティバル」開催中の長崎を訪れました。
15日間の祭りの期間中7つの会場で飾られるランタンは約1万5000個とのことです。

長崎市内あちらこちらに鮮やかな中国ランタンが飾られています。
夜のライトアップがとても楽しみです。
ライトアップまで時間があったのでその間観光することにしました。
路面電車に乗ってグラバー園へ向かいます。
グラバー園へ

グラバー園はトーマス・グラバーをはじめ、貿易商たちの邸宅を見学することができます。
旧リンガー住宅・旧オルト住宅・旧グラバー住宅は国の重要文化財として指定されています。

旧リンガー住宅の応接室。赤い絨毯と豪華な家具で優美な内装でした。

明治初期の木造住宅でテラスの天井は格天井になっています。

藤棚のような植物で覆われたポーチが特徴的な旧オルト住宅。
玄関前には立派な噴水があります。

丁寧に保存されていて当時どのように暮らしていたか知ることができました。

グラバー園の目玉の一つ、旧グラバー住宅は約50年ぶりの改装工事中でした。
ですが工事中の様子を見学出来るように見学用の足場が組まれ、シートの間から建設途中の屋根を間近で見ることができました。
改装完成後にまた訪れてみたいです。

グラバー住宅を抜けると展望台があり、そこから港と長崎市内を一望することができました。
1月下旬でしたが暖かく気持ちのいい天気でした。
長崎ランタンフェスティバル

日が暮れて明かりが灯りました。ランタンで彩られた市内を歩いて回ります。

昼のランタンも綺麗ですが夜になり一層幻想的な雰囲気に包まれます。
道の両脇では角煮饅頭や小籠包等の屋台グルメが並んでいて美味しそうな匂いが漂っていました。

飾られているランタンは提灯型のランタンと動物や植物、人型等のオブジェ型の大きなランタンの2種類あるようです。



色とりどりの鮮やかなランタンが頭上いっぱいに広がります。

大型のオブジェは特に迫力があります。

五麟(ウーリン)と呼ばれている5匹の巨大な麒麟のランタン。
麒麟は中国の神話に出てくる縁起の良い霊獣だそうです。

ステージでは賑やかな音楽と合わせて龍踊りが披露されていました。
時折爆竹が鳴り響き賑やかな熱気に包まれていました。
まとめ
春節祭中の長崎は市内中ランタンの灯りに包まれ煌びやかな景色を見ることができました。
異国の雰囲気を味わうことができとても印象深い旅になりました。