昨年(2020年)10月、新型コロナ感染状況が少し落ち着き、東京にもGOTOトラベルが適用された時期、大事な記念日のお祝いを兼ねて、平日に「密を避けた」ホテルステイを楽しんできたときの記録です。
東京に住んでいるとなかなか「東京で泊まる」ということをあえては選択しませんが、今回、普段から考えるとあまりにお得だったこと、半年以上「旅」らしいものを封印してきたため、せめて時間と場所を吟味しつつ、都内で「ほんのひととき贅沢な時間を」と訪れました。
先に結論から申し上げると、都心のホテルは、利用時期(週末か平日か)とそこまでの交通機関さえ気をつければ、一旦ホテルにさえ入ってしまえば混雑に合うこともなく密を回避できる場所のひとつだと感じました。
銀座で話題のゲートホテルにお邪魔してきました!

2018年12月開業のTHE GATE HOTEL 東京 by HULICは、東京メトロ銀座駅・日比谷駅より徒歩1分の”東京ど真ん中”にありながら、喧騒とは一線を画すステイがリーズナブルな価格でできると話題のホテルです。
最もスタンダードなお部屋で素泊まり14,000~16,000円(2名1室)、人気の朝食付きでも21,000円~(※朝食は1人あたり3000円前後)でした。素泊まりなら一人当たり7~8,000円!これまでの都内のラグジュアリーホテルでは考えにくい価格設定(当時)です。※価格については最新の情報をご確認ください。
リーズナブルな、といっても私たちには通常価格の場合”えいやっ”と気合いを入れなきゃいけない感じですが…恐らくゲートホテルさんとしては、「アッパークラスのビジネスユース」を想定して建てられたんだと思います。
そしてここからの割引価格となると…銀座という立地でどれだけお得かは、ご想像にお任せします。

こちらがゲートホテルのエントランス。シンプルながらモダンな構えです。雨の日でも、銀座駅からホテルまで濡れずにたどりつけるアクセスの良さ。

客室はスタイリッシュな内装ながら、時の流れがゆったり感じられる落ち着いた空間でした。ベッドの寝心地も最高♪

ゲートホテルのシンボルでもある開放感あるラウンジでは、銀座の街並みを眺めながらお茶を楽しみ、ラグジュアリーな空間と時間を満喫することもできます。

特に夜のテラスからの眺めなどは最高です。

また、ゲートホテルでは、単なる定型のホテルブレックファーストを超えた、こだわりを感じられるおしゃれな朝食が話題のようで、そこも少し期待していたところではあります。


コロナ禍のためブッフェではなくセットメニューでしたが、サラダやスープ、フルーツのほか、エッグベネディクトかパンケーキを選べる豪華な仕様。エッグベネディクトは、ナイフを入れるととろ~り黄身が溶け出るお約束のアレです。また、朝食でエシレバターをつけてくれるホテルは初めてでした。
大満足の朝食を終え、デパ地下などの混雑箇所には近づかないようにしながら少しだけ銀ブラも。
これは個人的な感想ですが、銀座は歩道も道幅が広く、むしろ生活拠点となっている郊外の人気私鉄駅などと比べ、屋外にいる限りにおいては密になりにくいように感じます。


銀座和光の対角線上にある銀座プレイス。自動運転や電気自動車など「技術の日産」を訴求する日産が、「インテリジェントモビリティ」を発信する拠点として設けた、いわゆる日産のショールームが入ったビルです。
比較的スペースに余裕ある造りの建物であり、平日ということもあって、屋内であっても人との距離がとりやすかった印象です。


こんな最先端・最新鋭のクルマを堪能できる一方で、ビルとビルの間に取り残されたようにひっそりとたたずむ昔ながらの定食屋さんも存在するのが銀座の面白いところ。

お洒落なイタリアンと高級ブランド店のビルの隙間に入り込むと…
まさかの、昭和感満載の定食屋さん(かなりの人気店です)。まるでマンガみたいな立地です。

いつもとは少し違う、銀座の一面を垣間見た気がします。
まとめ
銀座で密を限りなく排除したホテルステイと、お買い物をしなくても楽しめる銀座街歩き。
少し感染状況が落ち着いたら、また検討してみたいものです。