長野県の高原リゾートといえば軽井沢のほかにもここを思い浮かべる方も多いのではないでしょうかー「白馬」。前回の清里に引き続き、5年ほど前に訪れた際のレポートです。
1996年には冬季オリンピックの開催地として名をはせた白馬村は、長野県の北部にある人口8000人ほどの小さな村です。

ウィンタースポーツで知られ、今も国内外から多数のスキー客が訪れるほか、夏季のシーズンは、白馬三山や八方尾根といった絶景や秘湯を楽しむなど、山岳リゾートをとことん満喫できるエリアです。
白馬ならではの夏のアクティビティ・熱気球
白馬でできる夏のアクティビティは、ラフティングやカヤック、パラグライダー、マウンテンバイクなど数多くありますが、国内でもできる場所が限られているもののひとつに「熱気球」があるのではないでしょうか。

白馬連山をはじめとした広大な大自然を360度のパノラマで楽しめる熱気球は、一度は体験してみたいアクティビティのひとつ。
この時は、地上30mの空中遊覧が5分間楽しめるプランでした。熱気球は「熱い空気は冷たい空気より軽い」原理を利用して、バーナーでバルーン内の空気を温め浮力を得るので、ふわりと浮く感覚がなんともいえないようです。
一方、天候により当日中止になる可能性も高いのと、バーナーのススが落ちることがあるので、必ず汚れてもよい服装で乗る、というのを理解しておく必要があります。

残念ながらこの時はお仕事の関係で私自身は見学のみでしたが、体験された方が頬を紅潮させて「一瞬だったけど、すごく楽しかった!」と帰ってこられていたのが印象的でした。
地上30mといえばビルにして10階建ての高さ。その高さまでふわりと浮かんでいくのはどのような感覚なのでしょうか。写真にも写っていますが、地面とは複数のワイヤーで結び付けられていて、流されいってしまうことはないので安心してくださいね。
早朝のプランで、まだまだ薄暗い中起き出して準備をしたのですが、白馬の朝の凛とした空気を味わうだけでも気持ちがよいのに、大空へ舞い空中遊覧する”初めて”を体験しながらのぼる朝日を眺めれば、それはきっと一生の思い出に残る体験になることでしょう。
まとめ
今回は、長野県が誇る山岳リゾート「白馬」でふだんはできないアクティビティを楽しむ「山のリゾート遊び」をご紹介しました。
涼しい山や高原で、密にならずに思い切り遊べるのは嬉しいですね。熱気球に関しては、次回訪れたときこそトライしてみたいと思います!