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清水湧く緑の境内での参拝と名物の深大寺そば【東京都・深大寺】

東京都調布市にある深大寺は天台宗別格本山で、都内では浅草寺につぐ古い歴史を誇るお寺です。周囲を豊かな緑に囲まれ、境内に湧水源をもつ水に恵まれた場所でもあります。

628年に建立された都内最古のお寺「浅草寺」

参道には、茶屋や名物の深大寺そばのお店が軒をつらねます。調布で半生をすごされた水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」にちなんだ「鬼太郎茶屋」も人気のスポットです。

「一反もめんの茶屋サンデー」「妖怪クリームあんみつ」「ゲゲゲラテ」など人気メニューがたくさん

境内にはいくつか案内図が配されているので、案内図を見ながらどこから参拝するか、どういったルートで散策するかをイメージするのもよいかもしれません。

ちょうど深沙大王堂に居たときに撮影したものなので「現在地」は気にせず①山門から入られてください
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緑がまぶしい深大寺境内で参拝と散策

いざ、山門から本堂へ参拝に向かいます。

境内の中央に、しかしひっそりと立つ山門
山門から覗いた本堂の景色も絵画のようで美しい

参道より一段高い門で、正面には「浮岳山」の山号額を掲げています。幕末、慶応元年(1865年)の火災をまぬかれた建物で、現在、山内で一番古い建物だそうです。

東京に残る江戸時代の建築の中でも、特にすぐれたものの1つだとか。

屋根は切妻の茅葺きで、ケヤキ部分をベンガラで赤色に塗られた、境内で唯一、彩色された建物でもあります。

今つるされている梵鐘は平成に鋳造された新しいもの

前述の幕末の火災で境内のほとんどの建物が焼失し、山門に入って右手の鐘楼、こちらは明治3年(1870年)に再建されたものです。

永和2年(1376年)につくられた旧梵鐘(国の重要文化財)は都内で3番目に古く、ひび割れなどあり現在は釈迦堂に保管されているとのこと。

第二次世界大戦の頃、こういったお寺の鐘は、武器に使われるため国に召された時期もあったようですが、深大寺の旧梵鐘は、天皇陛下から「古きものは大切にするように」と言われた鐘として、接収をまぬれたということです。

本堂

香炉、そして本堂です。ご本尊は、阿弥陀如来像です。また、深大寺では、国宝にも指定された飛鳥時代後期(白鳳期)の釈迦如来倚像(いぞう)が、釈迦堂に安置されています。

1300年の時を経て今にいたる白鳳期の仏像は大変珍しく、東日本最古の国宝仏ともいわれています。(拝観料300円)

元三大師堂

また、本堂と同じくらい大きく参拝者も絶えないのが、こちらの元三大師(がんざんだいし)堂。元三大師は、荒廃する比叡山諸堂の復興など数多の功績をあげられた比叡山中興の祖としてあがめられています。

また、元三大師は「おみくじ」を始めた元祖でもあるそうです。全国のお寺や神社で引かれている「おみくじ」の起源がまさかここだったとは驚きです。

寺社によっては「吉」を引きやすくするため「凶」を抜き取っている場合もあるようですが、深大寺のおみくじは古来のままなので、凶が多いことで有名だそうです。

しかし「凶」は「吉」に好転する力を秘めているのだ、といいます。

秘仏・元三大師像は、なんと座ったお姿でありながら2メートル近い巨像であり、僧形の古像では日本最大の大きさだそう。2020年4月に予定されていた10年ぶりの御開帳は、新型コロナの影響で10月頃に延期されました。

深沙堂

本堂から西に120mほど離れたところにひっそりと建つ「深沙堂(じんじゃどう)」。古くからこの地では豊富な湧水を誇る土地柄からか、水神様が信仰され、水神様である「深沙大王」が、深大寺の名前の由来にもなっているほどです。

名物・深大寺そばを堪能

そんな水の綺麗な土地だからこそでしょうか。深大寺では名物のそばを出されるお店が大変多いのです。せっかくなので深大寺そばを頂いてみました。

深大寺そばの人気店「湧水」にて

一番人気の「天せいろ」を頂くか迷ったのですが、30℃を超える真夏日だったこともあり、ついつい名前からして涼しそうな「ミョウガと茄子のおろし冷やかけ」を注文。

コシがあるつるっとした口当たりのそばがのどごしよく、ひと口頂くことに暑さを感じていた体の温度を下げてくれるようです。

これは深大寺そばが人気があるのもうなずけます。次は必ずざるそばや天せいろを、と心に誓って帰路につきました。

まとめ

都内で浅草寺につぐ古刹(こさつ)である深大寺を参拝し、名物の深大寺そばもいただいてきました。

緑豊かな境内を歩いていても、清水の流れる音が時折聞こえ、涼やかな気分になります。隣には都立神代植物公園もあるので、あわせて楽しむのもおすすめです。

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