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浅草寺のパワースポットご利益めぐり【東京都・台東区】

浅草と言えば、「雷門」を始めとした「浅草寺」が有名です。どこか郷愁を覚える「仲見世通り」や「伝法院通」、夜のライトアップが見事な「五重塔」など浅草寺には見所がいっぱい!

そんな浅草寺を見渡してみると、あまり知られていない“ご利益”があちらこちらにあるのをご存じでしょうか?

こちらでは、浅草寺境内で楽しめる意外なパワースポットをご紹介したいと思います。

  • 駒形堂
  • 雷 門(風雷神門)
  • 宝蔵門(仁王門)前
  • 本堂前
  • 本 堂(観音堂)
  • 浅草神社 三社様
  • 影向堂周辺
  • 淡路堂
  • 銭塚地蔵堂
「駒形橋」(台東区)※東京メトロ「浅草駅」A2~A3出口。

そこで、今回のお出かけは、大勢の観光客で賑わう浅草の入り口こと「吾妻橋」ではなく、両国寄りの「駒形橋」からの出発です。

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駒形堂

「駒形堂」(台東区)※左隣には「浅草むぎとろ 本店」さんがあります。

「浅草寺」の入り口と言えば、TVなどで何度も見掛ける「雷門」が有名ですが、江戸時代のお参りは「駒形堂」から始まっていたそうです。後述しますが、浅草寺に祀られている観音様は漁師兄弟が“隅田川”から見つけたとされており、駒形堂は「示現の地」とされています。

駒形堂には馬頭観音菩薩像(秘仏)が祀られており、「馬=ペット守護、旅行安全」のご利益があるそうです。

「旧日光街道」(台東区)

駒形堂の前にある「江戸通り」を渡ると、お正月に浅草寺への参拝客が列をなす「旧日光街道」に出ます。

雷 門-かみなりもん-(風雷神門-ふうらいじんもん-

「雷門」裏側(台東区)※天竜・金龍像。

浅草寺の顔として国内外に知られる今の「雷門」は、松下幸之助さんの寄進(昭和35年)により100年ぶりに再建されたもの。そこに釣り下がる大提灯は松下電器寄贈ですが、実は今年4月17日に新調されました(※今回も松下電機寄贈)。

「雷門」(台東区)※風神と天竜が背中合わせ。

雷門の正面右側が「風神」、左側「雷神」が睨みを利かせています。そんな二神の背後を護るのが、“水を司る”「天龍(男性の姿)」と「金龍(女性の姿)」の美しい像なのです。

四柱の神様が護る雷門は「厄払い」スポットでもあるので、一礼してくぐりましょう。

宝蔵門-ほうぞうもん-(仁王門)前

活気ある「仲見世通り」を歩きながら、次のパワースポットへと向かいましょう。

久米平内堂-くめのへいない-

隣にあるのに見落としがちな「久米平内堂」(台東区)。

目の前に二つ目の大提灯を釣り上げた「宝蔵門」の手前にある「久米平内堂」。賑やかな仲見世通りが途切れた右側にあるのでついつい見逃してしまいがちですが、こちらは「恋愛」のパワースポットとして有名です。

元々は久米平内という剣の達人が後年悔い改め、己の座禅姿を石に刻ませ“踏み付け”させた逸話が転じて(踏み付け→文付け→恋文)「縁結び」のご利益に繋がったため、こちらで恋文を送ると恋が成就すると言われています。

弁天山

人々の喧騒もなく静かな「弁天山」(台東区)。

久米平内堂からさらに右側に進むと、少し小高い石段上に「弁天堂」があります。ここは並琵琶を手にした女神で知られる“弁天様(弁財天)”が祀られており、「音楽や芸能など」にご利益があるとか。

また、江島弁天(江ノ島)や布施弁天(柏)と並ぶ関東三弁天のひとつであり、“財”の字がふくまれていることから「財運や金運アップ」のパワースポットとしても人気です。

ちなみに右手にある鐘楼では大晦日、除夜の鐘が鳴らされます。

浅草不動尊-あさくさふどうそん- / 三宝荒神堂-さんぽうこうじんどう-

左端に写っているのが「浅草不動尊」と「三宝荒神堂」(台東区)。

写真撮影禁止とあったため、大体の場所がわかるような画像を貼ります。こちらにある「浅草不動尊」は“煩悩と迷いを断ち切る”不動明王を、「三宝荒神堂」は“不浄・災難を除去するかまど神”を祀っている「厄払い」スポット。

不動尊前の「おびんずる尊像」は“なで仏”と呼ばれ、自分の病気やケガと同じ場所を撫でると「除病」のご利益があるそうです。

宝蔵門-ほうぞうもん-(仁王門)

「宝蔵門(仁王門)」は当初、仁王像が収められていたことから「仁王門」と呼ばれていました。

「宝蔵門」は“門”だけではなく、浅草寺の“宝物収蔵庫”としての役割を持つ場所なのだそうです。

雷門ほどの知名度はありませんが、門には災厄除けの守護神である仁王尊(金剛力士)像が納められています。向かって左側が「阿」、右側に「吽」。

こちらも一度焼失しており、現在の門はホテルニューオータニ創業者・大谷米太郎氏による寄進で、大提灯は日本橋・小船(=小舟こぶなちょう)町からの寄贈です。

山形県村山市が奉納する「大わらじ」。現在の物は長さ4.5m、幅1.5m、重さ500㎏もの大きさです。

また、ついつい見逃しがちな裏側の「大わらじ」は仁王様の力強さを表し、それを見た魔が逃げ去る意味が込められています。

そのためこちらの門は「魔を祓い・清める」スポットです。

本堂前

ご本尊(観音さま)へ伺う前に、自身を清めてからお参りしましょう!

お水舎-おみずや-

お水舎(台東区)※龍王(こちらはレプリカ)の作者は『智恵子抄』で知られる高村幸太郎の父・高村光雲。
浅草寺には“龍神=水”パワーが!

本堂の前にある「お水舎(手水舎-ちょうずや-)」とは、参拝客がお参り目に手や口を清める場所です。中を覗くと、天井には龍の絵が描かれ、手水鉢には龍を従えた沙竭羅龍王(さからりゅうおう)像があります。

実は、浅草寺は龍神が守護するお寺なので、「水=龍神のパワー」を得ることができるのです。また、ご本尊である観音様が隅田川で発見された逸話からも、水には霊的なパワーが宿っているのが分かるかと思います。

常香炉-じょうこうろ-

「常香炉」(台東区)へは境内で購入したお線香を入れることもできます。

多くの参拝客により絶えずお線香が焚かれ続けている「常香炉」。お水舎と同じく、こちらの“煙”で心身を清めてから参拝しますが、身体の患部にあてると良いともされています。

また香炉の側面にも、縁起の良い“龍”の姿を見付けることができます。

おみくじ

浅草寺のあちらこちらで「おみくじ」を見かけることができます。

浅草寺と言えば、おみくじに“凶”が多いのでも知られていますが、実のところ一番多いのが“吉”で次に“凶”なのだとか。

本来のおみくじとは“自分と(神と)の対話”のためにありますが、神社仏閣よっては凶を少なくしたり、はたまた凶そのものを無くしたともいわれています。

つまり、浅草寺は凶が多いというよりは、“古来のおみくじ”を守っているのだそうです。

本 堂(観音堂)

「本堂」の屋根瓦は、建物への負担を減らすため2010年より“チタン”製になりました。

東西南北と綺麗に整えられた浅草寺は、風水的に“人が集まり・栄える場所”です。

「本堂」の奥にある御宮殿に、秘仏である「観音像(ご秘仏本尊聖観世音菩薩)」が安置されています。ご真言は「オン・アロリキャ・ソワカ」。お賽銭を入れた後、合掌して一礼、軽く一礼(※神社ではないので“柏手”はしません)。

慈悲深い観音様が祀られているため、「金運」「人生成就」「癒しのパワー」など多くのご利益が望めます。

さらに宮殿の裏には、「裏観音」と呼ばれるご本尊と同じ姿の聖観音像が奉納されており、両観音さまからエネルギーを貰えるパワースポットとしても人気です。

“志ん橋”と書かれた大提灯の裏には……。

因みに、本堂には浅草寺三つ目の大提灯が吊り下げられています。こちらは正面に「志ん橋」と書いてありますが、「新橋」を“小粋”にみせようとしたものなのだそうです。

裏側は「伊藤園」の文字が大きく書かれてあるものの、真ん中には女性の名前がギッシリ。実はこの提灯、元々は“新橋芸者”が宣伝のために奉納していたそうです。

浅草神社 三社様

「浅草神社」(台東区)。

地元に人から“三社さま”と親しまれている「浅草神社」は、江戸三大祭りの一つ「三社祭」が行われる場所です。

まれに「浅草寺(浅草寺)」と「浅草神社(あさくさじんじゃ)」を混同される方もいるようですが、簡単な見分け方として前者は観音様を祀った“お寺(=中国)”で、後者は観音様に縁ある人間(漁師など)が神様になった“神社(=日本)”の違いがあります。

浅草神社のご利益は「商売繁盛」「厄除け」、さらに「疫病退散」となります。

夫婦狛犬-めおとこまいぬ-

「夫婦狛犬」(台東区)。

鳥居をくぐった右手、赤い番傘の下には「夫婦狛犬」が仲睦まじく並んでいます。“夫婦”の狛犬は珍しいため、「縁結び」などのパワースポットとして人気です。

「社殿」(台東区)前には江戸風狛犬の姿も。

被官稲荷神社-ひかんいなりじんじゃ-

「被官稲荷神社」(台東区)には、奉納された鳥居と狐がズラリとならび壮観です。

浅草神社の裏側にある「被官稲荷神社」は、文字通り“稲荷=お狐さま”を祀った神社です。こちらは名前に“官”の字が含まれていることから、「出世」「就職」にご利益があります。

観光客がほぼおらず、地元の人だけが足を運ぶような穴場中の穴場です。

影向堂-ようごうどう-

「影向堂」(台東区)は浅草寺本堂の右手、池を渡った先にあります。

「影向堂」は聖観音像の他に九尊仏(干支守)が祀られているため、自分の干支を守る仏様をお参りするとよいとされています。

さらに、「浅草七福神」の大黒様を担なっている場所なので、「商売繁盛」など多種多様なエネルギーが集まるパワースポットです。

影向堂周辺のお堂と祠

周囲には「出世地蔵尊」なども。

影向堂の周辺には、さまざまな“ご利益”を持つ小さなお堂や祠がならんでいます。

なかでも「六角堂」は、日数を決めて祈ると願いが叶う「日限地蔵(ひぎりじぞう)」があるので、自分の願いに沿ったお地蔵さんを探してみて下さい。

淡島堂

「淡島堂」(台東区)は、紀伊の淡島明神を勧請したてられたもの。

影向堂から道一本挟んだ西側に「淡島堂」があります。ここは現在の浅草寺本堂が建立される前に、“仮本堂”としてご本尊(観音さま)が奉安されていたそうです。

淡島堂には本尊の阿弥陀如来像などが安置され、「女人守護のお堂」として信仰を集め、2月8日には「針供養会」が行われています。

境内には「胎内くぐりの石灯篭」があるなど、「婦人病」「子宝・安産」「子育て」にご利益があります。

銭塚地蔵堂

「銭塚地蔵堂」(台東区)の右横にある「かんかん地蔵尊」。

淡島堂から北、観光バスの駐車場隣にあるのが「銭塚地蔵堂」です。綺麗なお堂には“六地地蔵尊”が安置され、その下には“寛永通宝”が埋まっていたとの逸話があります。そのため、こちらのお堂のご利益は「商売繁盛」「金運」です。

右奥の「かんかん(カンカン)地蔵」は自分の体の“悪い場所”と同じ部分を石で叩けば治ると言われているため、現在では原型を残さないほどの姿となっています。

まとめ

「暫く」(台東区)。

いかがだったでしょうか?

浅草寺は周辺住民により生まれ、育まれ、守られてきた民衆信仰の中心地です。仏身円満無背相 十万来人皆対面」を掲げる浅草寺は誰でも分け隔てなく受け入れてくれる懐の深さゆえ、国内外問わず毎年3000万人もの人々が訪れるのかもしれません。

そんな浅草寺を訪れた際は、今回ご紹介した以外でもたくさんのご利益パワーを貰って下さいね。

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