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浅草からミズマチを歩いてスカイツリーに【東京都・台東区~墨田区】

季節柄お天気の悪い曇り日が続いていましたが、ちょっと気晴らしに最適かもしれない、浅草に誕生したお手軽なお散歩コースをご紹介したいと思います。

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浅草寺からスカイツリーまでを繋ぐ間に、今年の春に新しい名所が2つ出来ました。それが、電車の鉄橋横に併設された『すみだリバーウォーク』。もうひとつが、鉄橋から続く高架下に生まれた商業施設『東京ミズマチ』です。

「東京ミズマチ」(東武鉄道)

今まで浅草から東京スカイツリーを目指す場合、雷門側の「吾妻橋」と浅草寺裏にある「言問橋」を使用していましたが、どこか遠回りをしている感が歪めませんでした。さらに、住宅街の袋小路に迷い込んだ末に、もと来た道を引き返す観光客も実は少なくはなかったのです。

そんな問題を少しだけ解決してくれるのが、今回ご紹介する散歩コースかもしれません。

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日本が誇る観光地・浅草

雷門(浅草寺)※大提灯は令和2年4月に6回目の掛け換えがされた物です。

今日のルートの起点となる「雷門」です。国内外から多くの観光客が訪れる浅草。特に、浅草寺入り口に置かれた「雷門」は、賑やかな街の中でもひと際目立つ場所となっています。そんな雷門ですが、実は正式名称があるのをご存じでしょうか?ヒント:門の左右、もしくは提灯の逆側に隠されています。

答えは「風雷神門(ふうらいじんもん)」。

雷門の向かって右側に風神、左側に雷神が祀られており、提灯の逆側にもしっかり“風雷神門”と書かれているのです。

浅草には沢山のレンタル着物店があるので、和装姿を多く見掛けます。

それでは、雷門をくぐって浅草寺の参道である「仲見世通り」を歩いてみましょう。

観光客で賑わう「仲見世通り」は、約250mの間に朱塗りの店舗が約90件も集まっている通りの総称を指します。その歴史は1688年から1735年頃までさかのぼることができ、日本で最も古い商店街のひとつなのだそうです。

しばらく進むと、「仲見世通り」と交差する「伝法院通」に出ます。

『すみだリバーウォーク』への道順

「浅草六区」から続く「伝法院通」にはオシャレなお店がいっぱい。

「仲見世通り」から右手の「伝法院通」に曲がった後、「浅草二丁目」の交差点(馬道通り)を渡ります。ここから少しだけ観光地から離れるので注意して下さい。

こちらは東武鉄道の浅草駅入り口。エキミセ「松屋」へと繋がっています。

「浅草駅・北口(東武)」を目指します。ちなみに、陸橋にも『すみだリバーウォーク』と書かれた横断幕がありました。

「江戸通り」(台東区)
「助六夢通り」は住民により名付けられたそうです。

赤いレンガの建物を左に曲がります。

正面に見える隅田公園からも行けますが、今回は歩きやすい「助六夢通り」を利用しました。

「隅田公園案内所」では案内の他に綺麗なトイレも利用できます。
曇り空の日曜、大勢の方が『すみだリバーウォーク』を利用していましいた。

あっ!と言う間に『すみだリバーウォーク』に到着。お祭りやイベント時でもなければ、仲見世(伝法院通)から徒歩6~8分程度となります。『すみだリバーウォーク』とは東武スカイツリーライン隅田川橋梁に沿って新設された歩道橋で、浅草側の隅田公園墨田区側の隅田公園(別の公園です!)とを結んでいます。

こちらの歩道は徒歩だけではなく、ベビーカーや車いす、犬などのペットとペットを乗せたバギー、自転車も押してなら渡ることができるそうです(詳しくは公式サイトなどでご確認下さい)。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

そうこうしている間に東武スカイツリーライナー(伊勢崎線)が通ります。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

この赤いのが分からず苦労しましたが、東武特急「りょうもう」のようですね。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

電車好きなら堪らないアングルかもしれません。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

こんなところにどうして世界的デザイナー・桂由美さんの名前が?と思い調べてみましたら、地域活性化&少子化対策として、全国にある「恋人の聖地」選定委員の一人なのだとか。

開通して半年にも満たないので、まだまだ錠前の数は少ないようです。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

橋の途中にはガラス張りが。連日の雨で隅田川が黒く濁っていましたが、覗き込むとなかなかの迫力でした。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

鉄橋と橋の木面にスカイツリーのマスコットキャラソラカラちゃん」が隠れています。木面のソラカラちゃんは通りすがりの方に教えてもらえたのですが、鉄橋のは見付けることが出来ませんでした。皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

水門の隣にある立派な建物は「墨田区役所」です。

橋の終わりに差し掛かる場所で、以前なら近づくのが難しかった源森川水門が目の前に。

『すみだリバーウォーク』(東武鉄道)

墨田区側の出口に到着。

つまり、浅草を目指す場合はこちらが『すみだリバーウォーク』入り口の目標となるわけです。

『東京ミズマチ』を歩いてみます

「隅田公園」(墨田区)

『東京ミズマチ』側の隅田公園」(墨田区)も大きくリニューアル。太陽がなかなか顔を出さない曇り日でしたが、公園の芝生では幾つもの簡易テントが張られ、皆さん思い思いにくつろいでいました。

タッチパネル式の案内板も新規に設置されていました。

新しい観光地には海外の方も。

東京ミズマチは北十間川に沿って東武伊勢崎線の高架下に設けられた複合商業施設で、枕橋から源森橋がウェストゾーン、源森橋から小梅橋までがイーストゾーンとなっていて、建設中のテナントを合わせた全14店舗が開業します。

ウエストゾーン

北十間川にかかる枕橋から。
カジュアルダイニング「LAND_A」
日本初出店・オールデイダイニング「Jack’s Wife Freda」

隅田公園に隣接した「ウエストゾーン」には、ニューヨーク発の人気レストラン「Jack’s Wife Freda」が日本初出店。可愛い食パンで知られる「むうや」なども連日人気となっています。

隅田公園にある「牛島神社」

前述した隅田公園(墨田区)には牛を祀った「牛島神社もあるので、雑踏に疲れたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「源森橋」(墨田区)

「ウエストゾーン」から「イーストゾーン」へと移動する際、連絡通路が無いので一旦「源森橋の交差点へと出ます。

■イーストゾーン

「源森橋」はスカイツリー撮影スポットとしても有名。
橋の欄干にスカイツリーの先っちょが。

「源森橋」から眺める「イーストゾーン」のテラス席。まだまだ工事中なので、北十間川が濁っています。手前にあるのが人気ホステル「WISE OWL HOSTELS(オウル)」です(※工事中)。

やけにオシャレなコインランドリー「WASH&FOLD」
「鳴門部屋」。建物の前に置かれた自販機も気になります。

お店の前にはブルガリア出身の元大関琴欧州さんの相撲部屋が。

スポーツ複合施設「LATTEST SPORTS」

LATTEST SPORTS」ではテラス側がガラス張りとなっており、ロッククライミングなどが楽しめます(※特殊なガラスなのか中や人の顔が映らないようなっていました)。

「小梅橋」から「イーストゾーン」のテラス席。
架替工事中だった「小梅橋」も開通し、スカイツリーへの道順で袋小路が軽減されました。
ちょっとほっこりするお地蔵さんの姿も。
『とうきょうスカイツリー』(墨田区)

はい!ゆっくとり歩いて約30分ほどで目的地『東京スカイツリー』へと到着しました。

「とうきょうスカイツリー駅」(東武鉄道)

とうきょうスカイツリー駅」を通る電車が、ミズマチやリバーウォークに繋がっていると思うと楽しくなってしまいますね。

「とうきょうスカイツリータウン」
「押上(スカイツリー前)駅」(浅草線・半蔵門線)

押上駅」は反対側となります。

お疲れさまでした。

まとめ

『東京スカイツリー』

古い歴史を持つ街『浅草』、平成生まれのランドマークタワー『東京スカイツリー』。そして令和の今、新たに注目を集めているのが今回ご紹介した『すみだリバーウォーク』と『東京ミズマチ』なのです。

これからどんな発展をするのか楽しみにしたいですね。

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