本当は遠藤貝類博物館にてNPO法人ディスカバーブルーが主催する「磯の生物観察会」に申し込んでいたのですが、2021年9月とちょうど緊急事態宣言が出た頃で直前になって中止になってしまい、家族だけで楽しんできました。

真鶴半島先端の三ツ石が見えます。干潮時刻なのでつながっているようです。浜から三ツ石までかなり広く磯が広がっています。

念のため、子どもたちには救命胴衣(正確にはフローティングベスト)をつけてもらいました。

浜に降りる階段の途中には「波が高いときには近づかないでください」という注意書きがありました。今日は波も静かで大丈夫そうです。

階段の下まで降りてきました。少し大きめの岩がゴロゴロした感じで砂浜はほぼありません。大きな岩場はなく、全体的に平らなので子供連れでも安心そうです。


天気の良い土曜日だったこともあり、たくさんの親子が磯遊びを楽しんでいました。

2時間ほどで何匹か小カニを捕まえることもできました。なお、三ツ石海岸は神奈川県立自然公園に指定されており、生物を持ち帰ることはできないので、観察後は元の場所に戻しておきました。
2日目も磯へ
2日目は他の場所へ行こうかとも思っていたのですが、子どもたちが磯遊びを気に入ったらしく、再び岬先端の磯を訪れることにしました。

この日は前日と変わって雲ひとつない快晴でした。今日も干潮の時刻に訪れたので、三ツ石まで歩いて行けそうです。


このような程よいタイドプールが何箇所かありました。あまり生き物が見つからないな、と思ったら場所を変えてみるのも良いかもしれません。

外に面した部分はやや波が強く、深くなっている場所もありそうでした。小さなお子さんをお連れの方は、お子さんが端の方に近づかないように注意したほうが良さそうです。


生物観察会に参加できなかったのは残念(致し方ないですが)でしたが、たくさんの生き物を目にすることができました。真鶴半島での磯観察会に参加した方の記事を見ると、やはり磯遊びに慣れた家族や、詳しいスタッフとともに磯遊びができると、一段違った楽しみ方ができそうです。自分たちだけではカニ、ヤドカリ、ナマコといった大雑把な種類しか分からないので、今度はぜひ観察会に参加して生態などのレクチャーを聞いてみたいと思います。