夏休みの最後に宮ヶ瀬ダムエリアへ旅行に行ってきました。子供が小さいこともあって今まで家族旅行といえばビュッフェスタイルのホテルに行っていたのですが、今の状況では躊躇してしまいます。
小皿で提供するスタイルにしたり、マスク着用の上で手を消毒して料理を取るようにしたりなど、対策を取りながら営業しているところもあるようですが、踏み切れませんでした。接触リスクを下げつつ旅行に行くには…、部屋食×客室露天風呂。これなら(我が家の)許容範囲と判断しました。しかし、GoTo対象外でもあり、大幅に予算をオーバーしてしまいます。去年まで夏休みは2泊3日で旅行に行っていたところを今回は1泊2日の小旅行です。
「部屋食+客室露天風呂」をキーワードに検索し、大進館という旅館に泊まって、宮ヶ瀬ダムを観光することにしました。
ミーヤ丸に乗りそこねた?!
先に宿にチェックインしてから、宮ヶ瀬湖畔エリアに向かいます。観光船ミーヤ丸に乗ろうかと思っていたのですが、カーナビを設定すると到着予定時刻=乗りたかった観光船ミーヤ丸の出発時刻でした…。15-20分ほどで着くと思っていたのですが30分ほどかかるようです。絶望的な気持ちになりながら、安全運転で宮ヶ瀬ダムを目指します。車は「水の郷第一駐車場」に駐車しました。夏休み中だからか、平日の15時過ぎですがほぼ満車。ここが満車だと、少し先の小中沢駐車場に案内されるようです。
宮ヶ瀬ダム周辺は、「ダムサイト」「宮ヶ瀬湖畔エリア」「鳥居原エリア」の3つのエリアがあります。「ダムサイトエリア≒県立あいかわ公園」のようですが、宮ヶ瀬湖畔エリアは宮ヶ瀬湖畔園地?名称や管轄がよく分かりませんが、県の管理でしょうか。


屋台や野外音楽堂の立ち並ぶにぎやかなエリアを抜けると、眼下にけやき広場が広がり、水の郷大吊橋が見えてきました。レジャーシートを広げて昼寝をしたり、キャッチボールをしたり、けやき広場でのんびり過ごすのも良さそうです。もうすでにミーヤ丸の出発時刻を過ぎていますが、けやき広場を抜けて乗船場を目指しました。地図を見るとあの吊橋の麓付近にあるようです。

右手の方にはじゃぶじゃぶ池があり、たくさんの家族連れが思い思いに楽しんでいました。



やっと乗り場に到着しましたが、当然出発後。水の郷第一駐車場から乗り場まで急ぎ足で10分ほどかかったので、駐車場が混んでいた場合などを考えて駐車場には20-30分ほど余裕を持って到着した方が良さそうです。
すでにミーヤ丸のいなくなった桟橋を見ながらどうしようかと相談していると、ロードトレイン「ミーヤ号」がやってきました。係の方にミーヤ丸の周遊に乗り遅れちゃいました、なんて話をしたら、なんと15:55発のダムサイト行き最終便は「宮ヶ瀬湖畔→ダムサイト→鳥居原→宮ヶ瀬湖畔」と帰ってくるため、往復券を買ってそのまま乗船していれば周遊できると教えていただきました。ありがとう!
ミーヤ丸に乗船!





階段を下って桟橋でしばらく待つとミーヤ丸がやってきました。今回は開放感を楽しむべく、後方のデッキ席に乗船。船内にはソーシャルディスタンスを呼びかける掲示もありました。船内席も前後の窓は開放されており、十分に換気されていました。
宮ヶ瀬ダムの堤体


結構なスピードで湖面を進んでいき、ダムサイトエリアに到着です。堤体を上流側から見学できるのは乗船したからこそ得られる特権。堤体の上面近くに並んだ開口部は非常用洪水吐で、堤体内で合流して下流側は3門の開口部から放水するそうです。


鳥居原エリアに寄ってダム湖を一周し、宮ヶ瀬湖畔エリアへ帰ってきました。乗船時間は約30分ほど。子供も楽しんでくれたようです。
まとめ
宮ヶ瀬ダムの遊覧船、ミーヤ丸に乗ってきました。貯水量136,231 千m3を誇る宮ヶ瀬ダムは広大で、ミーヤ丸で一周することでそのスケールを実感することができました。今夜の宿、大進館へ向かいます。